釣り人には、つい感覚に頼ってしまう業がある。
それは——飛距離、そして深さを測る時。
浅はかな業。正に鎧袖一触の浅はかさ……。
ただ、そこには物差しがあれば良いだけなのだ。
外周八、芯に一。圧に潰れぬよう編まれた九本の核を持つ、強靭な「色」という物差し。
皆さんお疲れ様です~。
今回は「バリバス アバニ ジギング10×10 マックスパワー PE X9」のインプレです。結論から言うと、“10m×10色”でレンジ管理が楽、9本編みで直進性と安心感が高い!でございます。
基本スペック
マックスパワーX9のスペックはコチラ。
号数 | MAX(lb) | 100m | 200m | 300m | 400m | 600m | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0.8 | 18 | – | ● | ● | – | – | 9本組 |
1 | 23 | – | ● | ● | – | – | 9本組 |
1.2 | 25 | – | ● | ● | – | – | 9本組 |
1.5 | 33 | – | ● | ● | – | ● | 9本組 |
2 | 39 | – | ● | ● | ● | ● | 9本組 |
3 | 57 | – | – | ● | ● | ● | 9本組 |
4 | 68 | – | – | ● | ● | ● | 9本組 |
5 | 80 | – | – | ● | ● | ● | 9本組 |
6 | 90 | – | – | ● | ● | ● | 9本組 |
主な特徴はコチラ。
・9本組!(X9)・・・高強力PEを採用。
・10mごとに色替え×10色=100m・・・一巡のマーキングが入った“位置が分かる系”のジギングライン。深度カウントと残量把握がしやすく、フォール~回収の管理がラク。
夜間は色コントラストが効き、ヘッドライト下でも視認しやすいのが実用的。
※発売年や流通ロットで号数別のlb値・直径・巻長に差がある場合あり。
価格でいうとよつあみの「ジグマンウルトラ」と同レベルですね。この価格帯のラインの特徴は色持ち、耐久性が段違いに強いところです。
バリバスのラインは8本編みも製品でもかなり名高いものが多い印象。
こいつはどうなのか?期待できますねぇ!
実釣!
ファースト実釣したりましょうや。
使用タックル
ロッド:21NESSABB 112M+ リール:21アルテグラC3000XG リーダー:シーガー船ハリス5号
投げ感
普通です。
消してネガティブな意味ではなく、しっかり飛んでいます。
若干向かい風の条件だったので「飛ぶ!」って感覚ではなかったですが、逆に目立つ失速もないです。
糸さばき
コーティングの質感
使った日は横風+横向きの潮流でとにかくラインもルアーも横へ流される日でした。
左に投げたのに、回収時には真右から帰ってくる。下手な河川よりハードな恐ろしい日でした。
そんな日でも糸がたわみすぎず、今ルアーがどこまで流されているかしっかり把握できました。
あと糸ふけを高速で回収するのですが、一度も竿にラインは絡みませんでした。
色持ち
使用前

使用後

洗って乾かした後なのと光の反射でちょっと白っぽく見えますが、濡らすとくっきりです。
さすがに高価格帯のラインですね。
ノット付近の様子

ささくれ、ナシ!
強靭ですね!
サーフなんてかなり毛羽立つ印象がありますが、それでこの結果はすばらしい。
強さは?
無問題。
60cm近いボラがスレ掛かり、ブリ並みに走られましたが、何とか寄せることができました。
エギングロッドで太刀魚ワインドしてたもんですから、大変大変。
走られすぎてストラクチャーか堤防の角に一瞬引っかかりましたが、ラインは切れず。間違いなく擦れはしてると思うんですがね~
こういう時の安心感はやっぱりレべチですな。
まとめ
強度を試したいんですけど、なかなか大物と縁が無いんですよね〜
まとめはこちら。
・色持ちグッド!
・毛羽立ちしにくい!
・飛距離も十分!
高価格帯のラインの特徴を十分に発揮していると思います。特に耐久性には期待できますな。
ファーストインプレここまで!お疲れ様でした~
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