
波は戯れるふりをして、足元へ忍び寄る。
砂はその波に紛れ、靴の奥へ潜り込み、静かに根を下ろす。
本人たちは気付かない。
その一粒一粒が枷であり、歩みを重くしていることに。
歩みを鈍らせ、やがて心をも引きずり込む。
最大の敵は、波でも風でもなく、この砂である。
皆さんお疲れ様です~
前回の「ウェーディングソックス」に続いてウェーディング用のシューズも揃えました。
リバレイの「RBB サーフシューズⅡ Hi」です。
多くのインプレを目にするので買ってみました。
基本スペック
サイズ展開だお。
サイズ | 対応足サイズ(cm) | カラー展開 |
---|---|---|
S | 24.5 | ブラック / ネイビー |
M | 25.5 | ブラック / ネイビー |
L | 26.5 | ブラック / ネイビー |
LL | 27.5 | ブラック / ネイビー |
3L | 28.5 | ブラック / ネイビー |
ちゃんと目安の足サイズを載せてくれているのはとても助かりますね!
自分は26.5を普段はいているので即決できましたが、26.0とかがちょうどいい人はどうなんでしょうか?個人的には「+0.5」がいいと思います。理由は後程。
お値段は現在は実売9000円弱。靴としてはしっかりとしたお値段。
特徴はこんな感じ。
- 軽量で履きやすい設計
- グリップ力の高いソールを採用
- 水抜けの良いメッシュ素材を使用
- 足首までしっかりホールドするデザイン
- 脱ぎ履きしやすいベルクロ仕様
- 耐久性に優れたつま先補強
メッシュでどこまで砂が防げるのか?ってとこが気になるところ。全部は無理でしょうが、そんなにすごいのか・・・・楽しみですなぁ
しかし「Hi」っていうのを見て「あーハイカットバージョンってことなんやな~」って勝手に思っていたのですが、おかしいですよね?「よく考えたら「Hi」って英語だと「こんにちは」って意味じゃあねーかっ!どーいうことだァ~~ッ!?」て一人で頭を抱えていました。他の言語だと違う意味あるんでしょうかね?
はい、以上無駄話でした。
実釣!

早速試してみましょうかねえ。
履きやすさ
履きにくいです。

しっかり手で引っ張ってやらないとこうなります。足首のベルトと紐をほどかないとこれ以上不可能でした。これはめんどくさがらずに毎回結ぶことになります。
んで、これが整数サイズの足の方が「+0.5」がいいんじゃないかって思う理由です。
これ以上小さくするとまじで履けなくなるんじゃね?ってことです。
で、砂は?

見ての通り。がっつり砂浜で釣りしたのに全く靴下についてません!
これがほんとにすごいです!コレの前は一か月ほど他のマリンシューズを使っていたのですが、もともと詰め込んでたのか?ってくらい砂入っていました。
ぱっと見て「え?付いてないよな?」てなるレベルはとんでもない性能ですよ。
どうしても通ってしまう細かい砂、家出の後始末ですが・・・これ、軽く拭くだけで十分対応可能です。
床に落ちてしまったら拭けばいいです。掃除機がいらない。
それくらい少ないし、小さいので。
水抜けは?
抜群です。「逆に何が不満なん?」て思います。
一見砂が入らない構造って水抜け心配になったんですが、杞憂でしたわ。
脱ぎやすさは?
言わずもがな。
履きにくい靴が脱ぎやすいってことは少ないですよ。
両手でしっかり持って脱ぐことをお勧めします。
歩き心地は?
快適です。砂が入らないおかげでいつまでも足が重くなりません。
で、グリップ力ですが、こちらは控えめ。濡れた石畳とかは滑りやすいので注意してください。
その代わりサーフなんかはとっても歩きやすいですよ~
まとめ
まとめです。
・ほんとに砂入らない!!
・水抜けも抜群!足がいつまでも重くならない!
・着脱は力がいる
ここまで対砂に特化したシューズも珍しいですな。履きやすさを犠牲にして、徹底的に砂が入らないようにしたんでしょうね。
なかなかお高い靴だな~と思いましたが、使うと快適性が何倍も向上しました。これはウェットウェーディングするなら買う価値大いにアリです。
今後この砂耐性にプラスして履きやすさを克服した製品とかも出てくるんでしょうか?楽しみですねぇ~
本日はこの辺で。お疲れ様でした~
コメント