皆さんお疲れ様です~
気になってたロッドが中古でお得に売られていたので購入してみました。
その名も「アブガルシア ソルティステージプロトタイプ ショアジギング XSJCH80」!!
なかなか面白いスペックのロッドですのでご紹介。
基本情報
「ソルティステージプロトタイプ ショアジギング XSJCH80」のスペックは以下の通り。
項目 | 情報 |
---|---|
全長 | 10.3ft |
自重 | 264g |
ルアーウェイト | 40~120g |
PE | 2~5号 |
リーダー | 80lb |
実売価格 | 33,000円 |
アクション | レギュラースロー |
皆さんはどのような印象をお持ちでしょうか。
「10.3ftってのは、分かる…。すげー分かる。ショアジギロッドでよくあるレングス帯だからな…。」
「だが!!スローテーパーとはどういうことだああ~~~っ!?
そんなペナンペナンな調子でジグがしゃくれるかっつーのよ~~~ッ!コケにしやがって!クソがッ!」
と言って液晶を殴っているかと思いますが…
落ち着いてください。レギュラースローです。
スローテーパーはご存じでしょうかね?
簡単に言うと、「胴調子」ですね。
このアクションは追従性やバレにくさなんかが強みなんですが、ペナンペナンになりがちなのでルアーのキャストや細かい操作がしにくくなるんですね~
先調子気味の方がシャープなキャストやルアーの細かい操作がしやすい為ショア用のロッドはレギュラーファストが多い訳ですね。
真下に落とせばいい船釣りや餌釣りなどでよくあると思いますが、実際ショア用ではほとんど見たことがないですね~
アブのロッドで「TAF製法」という目玉のテクノロジーがあります。こいつのおかげでカーボン100%のブランクスを実現しているそうな。
カーボンの割合は多ければ多いほど軽く、シャキシャキになるものですから、スローテーパーでもベナンベナンにならずにノセの性能をプラスできるというわけですね~
ハイエンドモデルである「エラディケーター」のシリーズにだけ採用されていたテクですが、廉価モデルのこの「ソルティステージプロトタイプ」でも採用されたのがすごいってコトっすね~
「ソルティステージプロトタイプ」のシリーズではスローテーパーのアクションを採用しているモデルがちらほら見受けられます。ライトゲーム用とか。
ビジュアル
実際の外観の特徴を見てみましょう。
一番バット側のガイド。ちっさ!!
リールシート周り。すごくシャープに仕上がってますね~
試し投げ
実際に磯で投げてきました。
いいと思った所はざっくりこれですわ。
・軽さ
・キャスト性
やっぱり軽さが際立ちますね。何をするにも疲れにくい。普通にこのパワークラスで264gってなかなか狂ったスペックですからね。
調べてみたらシマノのコルトスナイパーXRは300gくらいでした。
当たり前じゃねえからなこの数字!!! ってコト。
レギュラースローテーパーの恩恵については、びしびし感じます!!
下限近くの40gのルアーでもキャスト時に曲がってる間隔がばっちりあります!!
バスロッドやロックフィッシュ向けのロッドなどファストテーパーなロッドは推奨ルアーウェイト範囲内でも棒を振ってるような感覚になるものもあってやっぱ違和感がすごいんですね~
だから自分は曲がる感覚がしっかり感じる方が好きですね~
TAF製法の恩恵もばっちり。80gでも全然しゃくれますよ!!
「80gがベスト」と説明にありますが、嘘ではないですね!!
写真では同じアブガルシア製のレボビーストロケットにPE3号で運用してますが、下限よりのルアーメインで組むならいい感じですね。
80g以上メインならタトゥーラ300などもっとでかいリールだとさらに快適になりそうですね。
PEももっと太い号数巻きたくなるし。
まとめ
いかがだったでしょうか。
普通に軽いショアジギロッドってだけでもこのロッドの価値はかなり高いと思います。
「曲げやすい方がしゅきいぃぃぃぃぃ!!!」という同志は満足できるんじゃあないでしょうか。
では本日はこのへんで。
おつかれさまでした~
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